●2005年10月
付き出し→前菜→パスタ→メイン→デザートで4,800円のセコンドコースを頼み、それぞれ選んだ料理をシェアしてもらうことにした。
まずは付き出し。
タコと水菜とトマトなどからなるもの。薄味だけど、タコの新鮮さがわかってよい。
前菜その1は
「ヒラメのカルパッチョ レモン風味」
ヒラメが新鮮だよと勧められたので、カルパッチョを頼むことに。
確かに新鮮!! 柔らかいのに弾力性がある。上にはキャビア(おお!)と、トマトと、あと小さいマスカットが散らされている。キャビアはそんなに味はない。むしろレモンとか、マスカットの甘い風味の方がずっと強い。
薄味だからもともとそうだったんだけど、フルーツによって口の中はもっとさわやかになった。
前菜その2
「白金豚タンの網焼きグリーンソース モスタルダ添え」
白金豚はシェフ一押しの豚だ。シェフは茶美豚や沖縄のアグー豚など、いろいろな豚肉を食べてみたところ、この白金豚が1番旨いという結論に至ったらしい。
モスタルダというのは、フルーツのジャムのようなものに、マスタードが混ざったイタリアのソースだ。イタリアの薬局に売っているらしい。何故薬局に?? あるのかは謎だ。
写真の1番手前にあるマーマレードのようなものがモスタルダ。口に含むと、まず甘みと酸味、そして最後に鋭い辛さがくる! なかなか複雑な味だ。
タンは牛のものと同じように歯ごたえがあるが、噛むたびに豚の旨みがじんわり出てくるのが牛のそれとは違う。
さあ、次はパスタだ!! まずは
「シチリア産ツナとドライトマトのビーゴリ」
ビーゴリというのは、うどんより少し細めのパスタ。店の人にも「うどんの細いやつです」という紹介を受けた。もちもちしていて、パスタとうどんの中間といった感じだ。
ツナは、そう、缶詰のあのツナだ! しかし侮るなかれ!! このツナは缶詰のそれのようなパサパサしたものではなく、新鮮で旨いのだ!! こんな旨いツナは食ったことない!!
ドライトマトはトマトの旨みが凝縮されていて、小さい細切れみたいなやつでもほんとに旨い。
「カキと九条葱、ゆりねのタリアテッレ カラスミ風味」
タリアテッレは平べったいパスタ。このパスタも、もちもち感があって病み付き☆
上にパラパラと振りかけられたカラスミの風味が更に病み付き度を増加させる。カキも、新鮮でプリプリで、イケる。
基本的にヘンリーのパスタは店での手打ち生パスタで、アルデンテの固いやつではないが、もちもちしていて、弾力性があって旨い。
「道産エゾ鹿のソテー 赤ワインソース」
ヘンリーの売りは、手打ちパスタもだけど、やっぱりなんといったって肉! 特にジビエ(狩猟による鳥獣肉)がオススメなのである!!
このエゾ鹿が、見た目も味もジビエとは思えないほど! 肉は柔らかいし、臭みもなく、癖もない。牛肉に比べても全然遜色ない。むしろ、旨い!!
フレンチなどでは結構ジビエ料理が供されるが、ヘンリーくらいの値段で出てくるジビエは、どれも動物園のような臭みがあったりして、結構癖が強い。しかし、ヘンリーのジビエは鹿だけでなく、ウサギやハト、羊などの肉も、ジビエに良くある癖は全然なく、肉もジュージーで旨いのだ。
シェフ曰く、ヘンリーのジビエが美味しいのは、ジビエは冷凍にすると血が流れ出てしまって肉の旨みが消えてしまい、むしろ癖が強くなってしまうのだけど、ヘンリーでは冷凍の肉は決して使わないからではないかという。なるほど〜。
しかも、ここのメインはどんなに高くても2,500円ほど!! 安いなあ。
「鹿児島産黒毛和牛ほほ肉のマルサラ煮込み」
牛ほほ肉は他のレストランでも良く見るが、結構パサパサしたのが多い。でもここのは全然パサパサしていない。しっとり感があるくらい。
旨い! でもちょっと塩味が薄くて、少々残念。
次はデザート。1つ目は、確かイチジクとホワイトチョコレートのロールケーキ…だったかと。
意外とイチジクとホワイトチョコが合う。面白い。
もう1つはシュー生地のミルフィーユ。ベリーが入っていたかな?
シューの歯ごたえが新鮮なミルフィーユだ。思ったよりも全然甘くなくて、さっぱりしていて良い。
この後エスプレッソを飲んで終了!!
ああ、旨かった。お腹も一杯で、大満足だ。
ヘンリーはすごく洗練されたような料理は出てこないけど、値段の割には素材にこだわっているし、料理に頑張って工夫しようという意気が感じられて良い。ほんといい店だ!
住 所 /大阪市北区梅田1-11-4 大阪駅前第4ビルB1-72
TEL /06-6345-2571
営業時間/11:30〜15:00、17:30〜22:00
定休日 /なし

